東急は2023年10月11日、海外ファッションブランドのBtoB向けオンライン卸売プラットフォーム「makepre(マケプレ)」を開始すると発表した。本サービスは、商品を輸入する際の輸入申告や税関審査といった煩雑な手続きも代行する。
makepreは、ECサイト上で海外ブランドのアパレル、バッグ、シューズなどを仕入れられる、国内バイヤー向けオンライン卸売プラットフォームサービスだ。
本サービスの実証実験の第1弾では、日本未展開のブランドを含む韓国の約30ブランドがECサイトで仕入れられる。韓国の新世界百貨店がブランドの出店サポートを、韓国政府機関であるKOTRA(大韓投資振興公社)が貿易輸出サポートを行う。
東急は、本実証実験で得られた成果やユーザーからの声をもとに検証を重ね、海外ブランドのエリアやブランド数を拡充しながら、本サービスの価値向上・発展に取り組むとしている。
なお、2023年10月11日からmakepreのECサイトへの先行会員登録が開始された。2023年10月25日からは、ECサイト上で仕入れが可能となる。
東急は定期的にバイヤー向けの商品展示会を実施し、makepreのECサイトに掲載している商品の実物を見られる機会を提供するとのこと。