ニトリホールディングスは、アジア地域への出店を加速すべく、韓国の第1号店を、2023年11⽉に韓国内を拠点とする大規模スーパーマーケット「emart Hawolgok(イーマート ハウォルゴク)」店内にオープンする。
ニトリグループは、住まいに関わる家具、ホームファッション関連商品を取り扱う「ニトリ」、生活必需品を中⼼に人気の高いホームファッション商品を取り扱う「デコホーム」、エクステリア商品も取り扱うホームセンター「島忠」、大人の⼥性向けアパレルブランドを取り扱う「N プラス」などを展開。現在、日本に804店舗、中国⼤陸・香港・台湾・マレーシア・シンガポール・タイに148店舗の合計952店舗を有している。
同社は、低価格で品質に優れた「お、ねだん以上。」の多種多彩な商品提供を実現すべく、商品企画から製造・物流・販売まで、自らが一気通貫でプロデュースするビジネスモデルを構築してきた。その過程でアジア地域に多数の提携先企業、自社の工場や商社からなるネットワークを構築している。
同社は著しい成長が見込まれるアジア地域を、ロマンとビジョンの実現に向けた最重要地域と位置づけ、出店の加速により、早期に店舗網の充実を図ることを最重点課題のひとつとしている。なかでもエレクトロニクス・IT・自動車などの産業で世界を牽引している韓国は、アジア経済のなかで重要な立ち位置であり、極めて先進的で洗練された消費市場を有していると捉えているとのこと。
同社は韓国消費者の暮らしの豊かさに貢献するべく、移ろう四季折々に合う商品や消費者の好みに合うスタイル別のコーディネートを提案。美学的独創性・想像力に富んだ豊かな暮らしがある韓国で受け入れられるよう努めることで、自社の商品・サービスの強化にもつなげていく考えを示している。