カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)と日販グループホールディングス(以下、日販GHD)の合弁会社であるMPDは、その社名を変更し、FC事業と卸事業を統合した新たな共同事業会社「カルチュア・エクスペリエンス」として始動する旨を発表した。
ロゴ・スローガンについて
「モノ」から「心の豊かさ」へと社会の価値観が変化し、心もからだも健康により良く生きることが大きな社会テーマとなっているこの時代に、同社が提供するサービスや場を通じて、社会に貢献していく考え。
TSUTAYAが「地域に交流を生む新しい時代の体験型書店」へと進化し、TSUTAYAを通じて地域の人と人とがつながり、自分の好きなものを互いに重ねていくことができる、仲間のいる「場」でありたい、という想いを込めて、コーポレートスローガンを「好きが、生きる。」とした。
ロゴは、円(人)の有機的なつながりが「CX」の文字を描き出し、本を核とした文化(Culture)を生み出すライフスタイルコンテンツと、地域に根差したコミュニティにおける体験(Experience)が混ざり合っていく様子を表現している。
事業概要
TSUTAYAフランチャイズ事業
全国に展開するTSUTAYAのフランチャイズ事業およびTSUTAYAにて展開する書籍や文具雑貨、トレーディングカード、そのほかエンタテインメント商材の流通と販売を一体化させることで、利用者により喜んでもらえる品揃えや、豊かな読書体験、空間価値を提供。さらに店舗粗利の改善、FCサービス改革に取り組み、新しい店舗モデルを創造していく。
書籍・雑誌・コミックなどについては、ブックセラーズ&カンパニーを通じた共同仕入れへの参画も予定しているという。
商物流事業
全国の主にTSUTAYA店舗に対し、書籍や文具雑貨、トレーディングカード、そのほかエンタテインメント商材の商品調達から販促施策の立案、在庫管理、それら商材のオールインワン物流までを担い、店舗の売上向上を支える。
新規事業
「地域に交流を生む新しい時代の体験型書店」として書店を核とした地域コミュニティの創出を目指し、ウェルネス事業、イベントやポップアップなどの新規事業に取り組む。