京王電鉄は、京王相模原線多摩境駅前で開発を進めている新複合施設「京王多摩境駅前ビル」を、2023年冬に開業すると発表した。
本施設は、京王相模原線多摩境駅から約40mの位置にあり、これまで暫定的に利用していた社有地に、店舗や事務所、倉庫などの複合用途施設を開発するもの。オフィスおよび倉庫には、富澤商店が入居予定だ。富澤商店では、本社機能および神奈川県相模原市内にある既存倉庫や物流拠点も本施設に集約する。
京王電鉄は、富澤商店の本施設への移転を契機に、倉庫内業務および拠点間配送業務の一部を京王運輸が担うことで、同社の物流業務を支援していくとしている。また、店舗には京王ストアやスギ薬局などが出店予定とのこと。
また京王グループは、本施設に太陽光発電システムを導入し、施設全体の電気使用量の一部を再生可能エネルギーでまかなう。