仙台ターミナルビルは、HAKKA、TOUCH TO GOと連携し、急速に進行する人口減少や働き手不足などの社会課題解決を目指すために、ショッピングセンターが作る無人決済店舗「すまぷらストア」を2023年10月2日にオープンする。
「すまぷらストア」は、無人での店舗運営を基本とし、決済もすべてキャッシュレス。店舗では“東北各地の良いもの”をコンセプトに、東北を代表する商品だけではなく、エスパル仙台では通常取り扱いのない商品や、産学連携で誕生した商品など幅広い商品を用意している。
なお、店舗名の「すまぷらストア」は、「“スマ”ートな運営・決済で、さまざまなモノや人が集まるプラットフォームとなり“ぷら”っと入りやすいショップを目指し、エスパルが地元企業と作る新たなチャレンジショップ」から採用されている。
ショップコンセプト
社会課題解決へのチャレンジ
急速に進行する人材不足などの社会課題はメーカーや製造業だけでなく、ショッピングセンター業態におけるショップの運営・出退店にも強い影響を与えており、地方ショッピングセンターの衰退や新規出店、立地する地域経済にも影響を与える。
「すまぷらストア」では、そういった人材不足からなる社会課題解決に向けて、万全なセキュリティ体制のもと、 無人体制での店舗運営にチャレンジする。
誰でも立ち寄れる・完全キャッシュレス店舗
多様なライフスタイルや購買ニーズへ対応するため、エスパル仙台の基本営業時間から拡大し、いつでも完全キャッシュレスでショッピングできる環境づくりへチャレンジする。
「すまぷらストア」は完全キャッシュレス決済店舗のため、現金は一切使用不可となっている。
新たな商品に出会う
「すまぷらストア」では、東北各地の銘品を中心にさまざまな商品を取り扱う。また、商品は定期的に入れ替え、日々新鮮で楽しい売場づくりへチャレンジする。
各社との連携
HAKKAの役割
- ショップコンセプトに合わせて東北各地から商品を選定し、仕入れ販売を行う。
- ショップの在庫管理など売場管理を行い常に魅力ある売り場づくりを行う。
TOUCH TO GOの役割
店内に設置されたカメラやセンサーなどの情報から、入店した利用客が手に取った商品をリアルタイムに認識し、商品スキャン不要な店舗オペレーションを実現。利用客の利便性向上と運営者の課題解決を両立させている。
遠隔監視、コールセンターサービスなどのサポート機能により、利用方法がわからない利用客へのサポートやショップスタッフからの問い合わせ対応など、来店者と運営者の双方が、無人でも安心して利用できる環境を提供している。