ZOZO NEXTは、デジタルファッションブランド「REVINAL」を立ち上げ、オンラインで着用できるデジタルファッションアイテム10点を、米ロサンゼルスを拠点とするデジタルファッションプラットフォーム「DRESSX(ドレス・エックス)」において販売開始した。同社がデジタルファッションアイテムを販売するのは、今回が初めてだという。
「DRESSX」は、ユーザーが着用したいデジタルファッションアイテムを選択・購入し、着用させたい自身の写真を送付後24時間以内に、購入したアイテムを着用した自身の写真を入手できるプラットフォーム。
近年、3Dテクノロジーの進化にともない、物理的な制約にとらわれず自由に楽しめるデジタルファッションの注目度が高まっており、市場規模も急拡大が予想されている(参考:2022年3月 経済産業省「ファッションの未来に関する報告書」)。また、デジタルファッションアイテムの生産は、サステナビリティの観点からも注目を集めている。
そうしたなか、同社の3D・AIを活用したバーチャルファッションプロジェクト「Project Drip」で制作したデジタルファッションアイテムに多くの購入希望が寄せられたことから、デジタルファッションブランド「REVINAL」を立ち上げ、10点のアイテムを「DRESSX」で販売することとなった。
販売アイテムについて
「REVINAL」のアイテムの特徴は、テクスチャー(質感)の表現力の豊かさのほか、既存の洋服の概念にとらわれないデザインのユニークさ、仮想性の特性を活かした高品質な素材などにある。
また、デジタルならではの自由度の高さを活かしつつも「サイジング・カッティング・カラーリング」のバランスを取り、実際に現実世界で制作しても着用可能なデザインで、写真と組み合わせても違和感の少ないように仕上げているとのこと。