フィナンシェは、TISと資本業務提携を締結した旨を発表。
両社は、金融包摂、地域課題解決などを主要テーマとして、コミュニティトークン、NFT関連事業における決済機能組み込みを中心とした共同事業推進、既存金融サービスのつなぎこみ、ふるさと納税や電子住民票、さらにはデジタル通貨との連携などによる関係人口構築の実現に向けて、双方の戦略・案件情報や知財・人材などのリソースを提供し合うことでビジネスのさらなる拡大に努めるとしている。長期的にはIEO支援、セキュリティ分野での連携も予定しているという。
フィナンシェは、ブロックチェーンを活用したトークン発行型のクラウドファンディングサービス「FiNANCiE」やNFT事業、IEO支援事業などのトークンを活用したコミュニティおよびエコシステムの形成を支援する事業を展開している。
TISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、ユーザーのあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・顧客と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指している。また、Web3を様々な社会空間の一つととらえ、Web2を含むあらゆる社会空間をシームレスにつなぐ経済圏を統合的にプロデュースし、Web3パートナーとともに事業を創造することも目標として掲げている。
今回、フィナンシェの持つ地域・スポーツ軸でのトークンエコノミクスと、TISが持つ決済機能を中心とした社会システム基盤との連携により、次の協業テーマを掲げ、両社ビジネスのさらなる拡大を目指す旨を発表した。
金融包摂
- コミュニティトークン、NFT関連事業における決済機能組み込みを中心とした共同事業推進
- フィナンシェのトークンエコシステムと既存金融サービスのつなぎこみや連携
地域課題解決
- ふるさと納税や電子住民票、デジタル通貨との連携等による関係人口構築
IEO支援
- 全体プロセスサポート、トークンエコシステム・ユーティリティの実装、セキュリティ監査などでの連携
セキュリティ
- トークンエコシステムを高セキュリティ運用するための連携
- マネーロンダリング等の分析監視における連携