インターネットサービスの企画・開発・運営を行うVは、ワールドグループのオムニスが発表した未来のファッションブランド「accelerando.Ai(アッチェレランドドットエーアイ)」より販売スタートした初のファッションアイテムにおいて、CG制作協力、販売サポート、コミュニティ運営などの支援を行ったことを発表した。
販売アイテムは画像生成AI「Midjourney(ミッドジャーニー)」で作成したデザインで、メタバースプラットフォーム「ZEPETO」にてアバターが実際に着用できるファッションアイテムとしてリリースされた。
オムニスは、ファッションと、AIを始めとした最新テクノロジーをかけ合わせたサービス・プロダクトの開発に取り組む企業。今年3月にはAIファッションプラットフォーム「OpenFashion」を提供開始し、先月にはVとの戦略的パートナーシップ提携を発表した。“ファッションの民主化”を掲げ、AIによって従来のファッション業界のヒエラルキーや制約を超えて、より広範な人々がファッションに関与し、AIを通して自身のスタイルやアイデンティティを自由に表現することができる世界を目指してコミュニティなど表現の場の提供している。
今回、オムニスが発表したファッションブランド「accelerando.Ai」では、ジェネレーティブAIを活用し、ユーザー生成プロダクト(UGP:User Generated Product)を取り入れたコミュニティ・コラボレーションや、さまざまな人たちとの自由なオープン・コラボレーションなどを積極的に行っている。今回、初めてリリースするラインナップは、すべて画像生成AI「Midjourney」で作成したデザインをもとにしており、“人とAIのコラボレーションアイテム”となる。
そして人とAIが生み出したデザインをもとに、ZEPETO内で今回販売開始となったのは次の3アイテム。同取り組みにおいてVは、CG制作協力、販売サポート、コミュニティ運営などの支援をしている。
今後、同ブランドではほかにもさまざまなアイテムをリリース予定となっており、ZEPETOのようなウェブ上だけではなく、人が着用できるリアルアイテムも登場予定とのこと。今後もOpenFashionコミュニティ参加者とともにコンテストや、コラボなどを積極的に行っていくとしている。