電通デジタルは2023年6月26日より、組織内外でボトルネック解消から自走化まで支援するプログラム「GROWTH DESIGN-ENGINE」の提供を開始する。
昨今、企業におけるDXの取り組みが拡大。多くの企業が事業・サービスの核となる顧客向けコアアプリをはじめ、新たなデジタルサービスの開発に着手している。そんな中、次なるフェーズとして、利用者数拡大や顧客満足度の向上といったグロース活動の重要性が増している。
しかし、適切な業務プロセスが設計されていないことや、社内のUX人材の不足により、顧客視点を欠いたマーケティング活動やプロダクト改善に陥り、十分な成果がともなわないケースが散見される。
こうした背景から電通デジタルは、グロース業務の策定と、それを実行できる組織への変革支援を実施するサービスを提供する。UX視点での業務プロセス設計・立ち上げから、プロセスの型化、対応人材の育成によるクライアント企業の自走化まで、クライアント組織内外から一貫して支援するとのこと。
具体的な支援内容
(1)組織に必要なグロース業務の策定支援
業務診断やユーザー調査など組織外からの支援に加え、組織の内側からもアプローチ。外からだけでは見えない業務プロセス課題や、企業が保有する顧客データなどファーストパーティデータの分析を踏まえたコンサルティングを実施する。これらの支援を通して、North Star Metric・KPI設計・中長期のグロースロードマップ策定・ロイヤルユーザー定義など、UX視点でクライアント企業に不足している要件・計画の策定を推進する。
(2)グロース業務を実行できる組織への変革支援
(1)で定義した計画を基に、クライアント企業の組織内外から運用支援と業務プロセス型化を進める。それにより、短期的なPDCAサイクルの構築と実行支援、中長期の成長を見据えた改善施策の立案や運用課題の抽出・改善、クライアント企業の社員へのスキルトランスファーまで支援する。