購入体験プラットフォーム「Recustomer(リカスタマー)」を運営するRecustomer株式会社は、Recustomer返品・キャンセルにおける「返品マーケティング機能 β版」を発表した。
返品マーケティングとは、「返品無料制度」や「試着キャンペーン」などに代表される、自由度の高い返品ポリシーを活用することで購入のハードルを下げ、ECサイトの購入率を向上させるマーケティング手法を指す。
今回リリースされた返品マーケティング機能(β版)の特徴は、次のとおり。
- 購入者の注文単価や購入回数・返品回数に応じて、異なる返品ポリシーを適応
- 返品・交換にともなう作業の自動化によりEC事業者の負担を最小限に
- 返品データの集計・分析
同サービスでは、条件に応じて柔軟に返品ポリシーを設定することが可能に。これによりEC事業者は「初回購入者のみ返品無料」「1万円以上の購入で返品無料」などの施策を実施できるようになる。また、返品マーケティング実施により、増加する返品・交換作業も自動化可能なため、運営コスト抑制も実現できる考え。
加えて、返品マーケティングで収集したデータを分析することで、ECサイトや返品率の改善、生産計画や商品企画に活用することもできるとしている。