コンテンツ配信とエッジ対応ソリューションを提供するプロバイダーのエッジオ・ジャパン株式会社が、4月5日に米国エッジオ社 CEOのボブ・ライオンズ氏、チーフマーケティング アンド ストラテジー オフィサーのナンシー・マルソー氏とともに今後のビジネス戦略と方向性についての発表会を開催した。
エッジオは、2022年6月にヤフー傘下にあったエッジキャスト社の買収手続を完了し、社名をライムライト・ネットワークスから変更。現在は「Media」「Applications」の2つの領域から、マネージドCDN、エッジプラットフォーム、Botマネージメントなど計6つのサービスを提供している。
本発表会では、ナンシー・マルソー氏から同社が4月にリリースする「Edgio Applications Platform 7.0」の詳細が発表された。同プラットフォームは、「Security」「Performance」「Sites」の3つのコンポーネントを有するもの。強力なクラウドセキュリティスイートを用意し、単一のポータル上ですべてのサービスを管理できるようにすることで、ウェブサイト、プラットフォーム管理の高速化、開発速度の倍化を実現している。
エッジオ・ジャパン カントリーマネージャーの田所隆幸氏からは、今後の日本における事業戦略として「Edgioブランドの向上」「Applications Platform 7.0の販売加速」が挙げられた。同社はeコマース・リテール、ファイナンシャル・サービスに可能性を見出し、今後各社の課題に応えるサービスの提供を進めるとしている。