アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を提供するヤプリは、独自のアプリデータ分析ツール「Yappli Analytics」を開発し提供したことを発表した。
今年7月のGoogleアナリティクス ユニバーサルアナリティクス(以下、 UA)サポート終了を受け、ヤプリでは独自の分析ツール「Yappli Analytics」を開発、すべてのYappli導入企業への無償提供をスタートした。
同社が実施した「アプリ担当者の『働き方』実態調査(2022年版)」によると、アプリの分析を行えていない担当者は 52%と半数以上に。アプリ運用で成果を出すためにはデータ分析が欠かせないが、分析ツールの習得に学習コストが発生したり、データ分析専門人材を採用するのが困難だったりといった課題があった。そして、今回のGoogleアナリティクス4(以下、GA4)移行にともない、ますます分析のハードルがあがっていた。
そこで、これまでUAを用いてアプリデータを分析していた担当者はもちろん、分析が行えていなかった人でも容易に使用できるツールとして、「Yappli Analytics」を提供することとなった。
Yappli Analyticsの主な特徴は次のとおり。
- Googleアナリティクスの事前セットアップ不要で使用可能
- アプリ分析に特化したわかりやすいUI設計
- GA4では網羅できない独自データも標準提供
- データ期間の制限なし
なお、YappliはGA4にも標準対応しており、アプリとウェブを横断して分析したい人は、GA4を利用することが可能。YappliのCMSのダッシュボード、Yappli Analytics、GA4と、アプリ担当者の用途にあわせて、複数のデータ分析環境を提供する。