ESGメタバースカンパニーのジオテクノロジーズが提供するマーケティングリサーチサービス「トリマリサーチ」で、2023年1月13日~1月31日に“メタバース”に関する大規模調査を実施し、日本全国から38万サンプルを回収した。その結果、次のような地域による違いなどがあることがわかった。
同調査結果の詳細は、次のとおり。
「メタバース」という言葉を知っているか。(n=381,443)
全国平均で、「メタバース」という言葉を認知していると回答したのは半数以上の56.0%。地方区分だと、認知率は関東が一番高くて60.0%、東北が一番低くて49.5%という結果となった。
メタバースを体験できるサービスを利用したことがあるか。(n=213,392)
メタバースを知っている21万人をさらに分析すると、メタバースを体験できる何かしらのサービスを利用したことがあると回答したのは、山形県13.7%、福島県11.7%、秋田県11.0%の順で、東北3県が上位に。そのほか、東京都の9.2%より高いのは、栃木県9.5%、徳島県9.6%、福井県9.8%の3県だった。
メタバース上で次の課金サービスを利用した経験はあるか?(n=16,544)
さらに、メタバースを利用している1.6万人のうち、メタバースの課金サービスを利用していると回答した人も、東北3県が上位に挙がった。1位から順に、山形県75.0%、福島県73.0%、秋田県71.9%となり、1位の山形県ではメタバースサービス利用者の4人に3人は課金していることが判明した。
東北3県の高い理由として考えられるのは、課金利用者に10代20代が全国平均より多い傾向があり、東北の若者を中心にメタバースを課金して楽しむユーザが多いと考えられる。
調査概要
- 調査期間:2023年1月13日~1月31日
- エリア:日本全国
- 対象者:トリマユーザ全世代、男女
- サンプル数:381,443ss(人口構成比でウェイトバック集計)
- 調査手法:トリマリサーチ(インターネット調査)