ファーロスターは、 2024年宅配クライシスの課題解決を目的とした広域実証試験に向け、ミサワホームと連携を開始すると発表した。実証試験においては、ミサワホームの協力により、埼玉県寄居町に600平米のドローンポート付き住宅を想定した施設「FaroStarLABO」を構築する。近隣の高速道路パーキングエリア周辺および物流施設からFaroStarLABOまでの、「空からの配送」を2024年度中に実現するとのこと。なお、本施設はミサワホームの設計施工により2023年5月に着工、同年10月中旬頃の完成を予定している。
ファーロスターはこれまで、次世代モビリティが「ぶつからない世界」を実現する衝突回避自動管制技術を活用した運航インフラの開発に取り組んできた。また、ミサワホームも、住宅とロボティクス技術の融合に向けた研究開発に注力してきた。両者が協力しそれぞれの技術や知見を活かすことで、ドローンポート付き住宅の普及および配送の自動化・効率化を目指す。