カシミラが提供する「Lipify(リピファイ)」が、Shopify POSと連携できる新機能の提供を開始した。これにより、店頭での会員IDの発行とShopify POSでの読み取りが可能となる。
Lipifyは、ShopifyとLINEを連携するツールだ。セグメント別のメッセージ配信や、カート落ち通知をはじめとしたトリガー配信が可能。顧客に合わせたメッセージをLINEに配信することで、効果的なリードナーチャリングを目指す。
今回の連携では、店頭でQRコードを読み取ると入力フォームが立ち上がり、Shopifyアカウントが作成される。Shopifyアカウントの作成後、LINEのリッチメニュー上で会員IDが表示され、Shopify POSを通じた顧客情報の把握ができる。
GINZA SIXに新しくオープンした「Signature(シグニチャー)」にて、すでに利用が開始されているとのこと。
活用の詳細
店頭のQRコードを活用してLINE IDと自動連携
店頭でQRコードを読み込む際、表示される新規会員登録フォームを入力しShopifyアカウントを作成、LINE IDと自動連携する。店頭登録のユーザーを識別でき、メッセージのセグメント配信を行う。Shopify PlusではLINEログインを利用することもできる。また、Shopifyアカウントの顧客IDを、リッチメニュー上にQRコードで表示することも可能だ。
Shopify Flowで新規会員登録のお礼メッセージおよびクーポンを通知
Shopify Flowを活用すれば、Shopifyアカウント作成時をカスタムトリガーとしてメッセージ配信が可能となる。Lipifyとの連携では、テキストや画像、カルーセルメッセージも配信できる。
店舗のShopify POSで会員IDおよびお礼クーポンを読み取る
会員IDのQRコードおよびクーポンのQRコードは、Shopify POSで読み取りが可能となっている。その際、カートに自動で反映される。