食品流通のDXを推進するクロスマートは、BIPROGYグループのEmellience Partners、東京センチュリーに加え、既存株主であるSBIインベストメント、ギフティ、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルを引受先とし、総額5.3億円の資金調達を実施。また、より一層地域や外食産業の人々とともに歩む意志を固め、ミッション・ビジョンを再制定したことを合わせて発表した。
同社は飲食店と卸売業者をつなぐプラットフォーム「クロスオーダー」を提供している。FAXや電話が主流だった受発注業務をスマートフォン上のLINEに切り替え業務効率化を推進する「クロスオーダー受発注」を皮切りに、LINEを活用したオンライン販促機能「クロスオーダー販促」、電帳法に対応した請求書DX機能「クロスオーダー請求書」など、飲食店様と卸売業者様のあいだのアナログな業務をデジタル化すべく、さまざまな機能を展開してきた。
サービス開始から約3年が経ち、利用店舗数の増加にともない、全国各地の卸売業者様から導入を希望する声も寄せられるようになった。
今回の資金調達により、飲食店と卸売業者のやりとりを一元管理できるプラットフォームとしての「クロスオーダー」の営業強化はもちろん、日本各地の卸売業者に迅速で手厚いサポートを行えるよう、サポート体制・開発体制の強化も進めていくとのこと。