グリーの100%子会社であるREALITYは、12月21日から1月18日の間、同社のスマートフォン向けメタバース「REALITY」上に「バーチャル伊勢丹」をオープンする。バーチャル伊勢丹は、三越伊勢丹が提供した「仮想伊勢丹新宿店」のCGデータを使用したバーチャル店舗。三越伊勢丹が展開するメタバースを活用したコミュニケーションアプリ「REV WORLDS」とのコラボにより実現した。
本空間では、伊勢丹新宿店のショーウィンドウで、アバターを使ってマネキンごっこができる遊びなどが用意されている。会場内には多数のショーウィンドウを設け、REALITYのユーザーに向けてREV WORLDSの魅力を発信しつつ、同アプリが今冬開催するイベントについて告知を行う。こうしたメタバースプラットフォーム同士のコラボは、REALITYとしては初だ。
スマートフォンでオリジナルアバターを作成し、ライブ配信による交流やゲームなどが楽しめるREALITY。3D仮想空間である「ワールド」機能を使えば、アバターの姿でコミュニケーションをとったり、ライブ配信で受け取ったギフトを通じて収益化したりすることが可能だという。
コラボ先である三越伊勢丹も、REV WORLDSで新しい顧客体験の提供に挑戦している。アプリ内には、新宿東口の街の一部エリアや伊勢丹新宿店などが再現された仮想都市が広がる。ユーザーはアバターを自分好みにカスタムし、チャットやボイス、エモート機能を使ってほかのユーザーとコミュニケーションをとることが可能だ。仮想伊勢丹新宿店などでは、気に入った商品をオンラインストアで購入できるうえ、コラボイベントやショップ、期間限定イベントなどのコンテンツもあるとのこと。