LINEは、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営している。今回LINEリサーチでは、日本全国の男女を対象に、「ブラックフライデー」の認知率や利用意向などについて調査を行い、その結果を発表した。
「ブラックフライデー」の認知率は約9割、利用したことがある人は3割超
「ブラックフライデー」について知っているか、また利用したことがあるかどうかをたずねた。
全体では「知っていて、利用したことがある」という人は3割超で、「知っているが、利用したことがない」という人が約6割。利用の有無を問わず、約9割の人が「ブラックフライデー」を知っていることが判明した。
男女別にみると、女性のほうが「知っていて、利用したことがある」と回答した人の割合がやや高い傾向となり、「全く知らない」と回答した人も、女性では6%ほどだった。
年代別では、30代~40代で「知っていて、利用したことがある」と回答した人の割合が高く、3割台後半となった。
「ブラックフライデー」で買い物をした/したい人の割合は6割超
今年の「ブラックフライデー」で買い物をしたいかどうかをたずねた。「ブラックフライデー」を知らないと回答した人にも、「ブラックフライデー」の説明をみて回答してもらった。
その結果、全体では「買い物をする予定/すでに買い物をした」と回答した人が約1割で、「機会があれば買い物したい」と回答した人が5割超となり、これらを合わせた6割超の人がブラックフライデーで買い物をした、してみたいと思っていることがわかった。
一方で、「あまり買い物したいと思わない」「まったく買い物したいと思わない」という回答を合わせた利用意向がない割合は1割強だった。
男女別では、女性のほうが男性に比べて今年の「ブラックフライデー」で買い物をしたいと回答した人の割合が高い傾向に。
年代別では、10代から50代まで共通して、買い物をしたいと回答した人は7割前後となった。
なお、認知・利用経験ごとに今年の「ブラックフライデー」における利用意向をクロス集計にて抽出。「ブラックフライデー」を「知っていて、利用したことがある」と回答した人のなかで、「買い物をする予定/すでに買い物をした」と回答した人の割合は3割弱となり、「ブラックフライデー」の利用経験がない人に比べて高かった。
「ブラックフライデー」で買いたいもの/買ったものについて一部紹介
今年の「ブラックフライデー」で買い物をした/したいと思っている人に、何を買いたい/買ったかをたずねた。
「買い物をする予定/すでに買い物をした」人は、家電や日用品、衣類、クリスマスプレゼントといった回答が寄せられた。
「機会があれば買い物をしたい」人は、日用品や食品、安くなる商品があれば、といった回答が多くみられた。また、実際にブラックフライデーを実施している店舗に行ってみたいといったコメントもあった。
年代別では、10代~20代ではコスメや衣類、お菓子といった回答が多かった。30~40代では子どものプレゼント、家族のプレゼント、家電などが多い傾向となった。
調査概要
- 実施時期:2022年11月16日~17日
- 調査対象:日本全国の15歳~69歳のLINEユーザーの男女
- 有効回収数:1,054サンプル
- 調査方法:スマートフォンによるウェブ調査