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DGFT、アイリスオーヤマへIVR決済ソリューション提供 電話受注時にクレカ情報を扱わない運用体制へ

 決済事業を手がけるDGフィナンシャルテクノロジー(以下、DGFT)は、アイリスプラザが運営するアイリスオーヤマの公式通販サイト「アイリスプラザ」の電話注文窓口へ、DGFTが提供するIVR(音声自動応答)決済ソリューションを提供したことを発表した。

IVR(音声自動応答)決済ソリューションの仕組み

 IVR決済ソリューションは、コールセンターでの電話受注時に、音声自動応答システム(IVR)を介して、消費者自らがクレジットカード決済を行うサービス。同ソリューションの導入により、オペレーターが顧客のクレジットカード情報を聞き取って受注処理を行う必要がなくなるため、カード情報の入力ミスや漏洩・紛失リスクを低減し、高度なセキュリティ環境での業務運用を実現する。

 同社調べでは、決済時に音声自動応答システムに転送することで、通常2〜3分必要とされる平均通話時間を30%以上削減した事例もあり、オペレーターの稼働時間の削減効果も見込むことができるとのこと。また、外線転送可能な電話機とインターネット接続したPCがあれば、システム開発や連携をすることなく手軽かつ安価に導入でき、オペレーター1席からでも利用が可能だという。

 アイリスプラザ社は、コロナ禍における消費者の非接触に対する意識の高まりや巣ごもり消費を背景に電話注文が増加したことから、今回、よりセキュアな運用体制を実現するサービスとしてIVR決済ソリューションの導入を決定した。

 クレジットカードを取り扱う事業者は、割賦販売法に基づき、クレジットカード情報の適切な管理、および不正利用対策等のセキュリティ対策が義務付けられており、キャッシュレス化の進展にともない、さらに高度なセキュリティ対策が要請されている。

 DGFTは、創業当時より金融機関に求められる高度なセキュリティ環境・管理体制を構築し、事業者・消費者双方にとって安全・安心な決済ソリューションを提供してきた。今後も同社は、IVR決済ソリューションをはじめとして、カード加盟店に要請されるクレジットカード情報の漏えい・不正利用対策ソリューション群を提供することで、事業者のセキュリティ対策に係る負荷を最小化し、安全安心な決済環境の構築を支援していく。

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