西友と楽天グループ、楽天ペイメントは、スーパーマーケット「西友」、「リヴィン」、「サニー」全店舗において、共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」が利用可能となったことを発表した。また「楽天西友ネットスーパー」アプリに、西友の店舗でも使える「楽天ポイントカード」や「楽天ペイ(アプリ決済)」の決済機能を搭載し、店舗のキャンペーンやお得情報も提供する「楽天西友アプリ」のサービスを開始した。
楽天ポイントカードの導入により、楽天グループが提供するすべての決済サービスが全国の西友店舗で利用可能に。これにより、西友は日本で最大規模の「楽天ポイント」が貯まる・使えるスーパーマーケットとなる。利用者は、対象店舗にて楽天ポイントカードを提示すると利用金額に応じて「楽天ポイント」を貯めることができ、支払い時には貯まったポイントを使用することも可能となる。また、楽天ポイントカードを提示のうえ、楽天ペイや「楽天カード」、電子マネー「楽天Edy」で支払うと、ポイントカード提示と支払いのそれぞれで楽天ポイントを貯められ、いつでも最大2%のポイント還元が受けられるようになる。
楽天西友アプリにおいては、楽天西友ネットスーパーでの注文・決済の機能に加え、楽天ポイントカードや楽天ペイも対象店舗で利用可能で、アプリひとつで「楽天ポイント」をお得に貯め、支払いも可能。また、キャンペーンやお得情報も取得できる。
今年8月には、店舗でもネットスーパーでも利用できるクーポン機能を搭載し、また店舗およびネットスーパーで取り扱う商品別のポイントアップ情報を提供するなど、今後も順次機能を拡大予定だという。
両社は、2018年10月より「楽天西友ネットスーパー」の協働運営を本格的に開始。今回、楽天ポイントカードの導入ですべての楽天決済サービスが利用可能になり、強固な顧客基盤を活用し、オンラインのみではなくオフラインにおいても、新規を中心として利用者全体の拡大を図る。
西友は、楽天グループと協働運営する楽天西友ネットスーパーをさらに拡大し、楽天決済サービスと「楽天西友アプリ」を通じて行うデジタルマーケティングによって、日本を代表するOMOリテーラーを目指す考え。
楽天は、西友との協業体制をモデルにOMOプラットフォームとして展開し、日本全国のスーパーマーケット業界をエンパワーメントすることを目指すとのこと。