MonotaRO(モノタロウ)は、兵庫県河辺郡にて2021年11月に竣工した新大型物流拠点「猪名川ディストリビューションセンター(猪名川DC)」を本格稼働したことを発表した。自動搬送ロボットや自動荷揃え装置の活用、システムによる配送区分選定の自動化など、テクノロジーとオペレーションの力を増強し、消費者の利便性向上に貢献していく。
同社は前年比約20%の成長を続けており、それにともなう物量の増加、物流における出荷能力および在庫保有能力増強、物流の効率化を目的に新規大型物流センター「猪名川DC」を稼働した。
同センターの開設により、2017年に稼働を開始した「笠間ディストリビューションセンター」と2021年に稼働を開始した「茨城中央サテライトセンター」と合わせて、これまで以上に多くの商品を迅速に消費者のもとへ提供することが可能となる。
現状出荷能力(1日当たり)
笠間DC+茨城中央SC:13万行、尼崎6万行 合計19万行
同センターには、物流の効率化向上と従業員の負担軽減を目的に、小型無人搬送ロボット(AGV)を約800台導入。また、3月に稼働した新規システムとの連携など、オペレーションの自動化・省力化を推進し、2023年の第2期稼働時には、従来の1.6倍の出荷能力を有し、さらなる生産性向上を実現する。
猪名川DC
- 所在地:兵庫県川辺郡猪名川町
- 使用延床面積:合計約189,000平方メートル
- 在庫能力:計60万点
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出荷能力(1日当たり):
第1期…2022年4月:9万行
第2期…2023年予定:9万行 合計18万行