アイランドは、お取り寄せの情報サイト「おとりよせネット」サイトユーザーに対して、2021年のネットでの食品通販に関するアンケート調査を実施した。
2020年と比較して、ネットで食品を購入する頻度は増えた(16%)、やや増えた(33%)、変わらない(47%)となった。増えた(16%)、やや増えた(33%)を回答した人に1か月あたりの購入回数の増加数を尋ねたところ、「1~2回」が57%、「3~4回」が29%となった。
2021年に購入が増えたお取り寄せジャンルの1位は「スイーツ・洋菓子」、2位は「おかず・お惣菜」、3位は「肉」となっている。
コロナ禍で、「自身の中で食品通販が浸透したと思うか」尋ねると、「そう思う」23%、「ややそう思う」で肯定派が過半数となった。理由としては利便性や効率性、非対面での購入できる点などがあがっている。食品通販で商品を購入する際に意識する切り口(複数回答式)については、「訳あり・お試しセット」が4割を超えた。2021年5月に発表した、おとりよせネットで伸長したお取り寄せカテゴリーでも同商品は1位となっている。また、コロナ禍でニーズが高まっている「長期保存系」、「調理が簡単系」なども引き続き商品選択時のポイントになっている。
食品通販の購入目的(複数回答式)として、「特別なもの・ご褒美」「普段の食卓」が両者とも約7割となった。2020年6月に実施した同設問の調査では、普段の食卓用は59%、ご褒美は44%だったが、いずれも今回の調査では大きく伸長した。とくに「ご褒美」は前回調査から25ポイント増となっている。
今後の食品通販の購入に関しては、「変わらない」59%、「増える」38%、「減る」3%となった。コロナ禍で進捗したネットでの食品通販が、一過性のトレンドではなく、今後も定着していくと予想される。
アンケート概要
- おとりよせネットに関するユーザーアンケート
- 調査方法:おとりよせネットにてアンケートを実施
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回答者詳細:男性24%・女性75%・回答しない1%
~20代7%・30代19%・40代32%・50代25%・60代17%
会社員37%/専業主婦 主夫24%/パート・アルバイト21%/自営業7%/その他13% - 有効回答:504名 設問により回答数が異なる
- アンケート実施期間:2021年9月29日~10月29日正午