USENは住信SBIネット銀行と提携し、USENが提供する国内および海外のキャッシュレス決済サービス「Uペイ」において、翌日入金サービスの提供を開始したと12月6日に発表。
「Uペイ」は、決済端末とスマートフォンなどの端末をBluetoothで接続することで、クレジットカードや電子マネーなどが取り扱いできる決済サービス。なお、同サービスは、USENが提供するタブレットPOSサービス「Uレジ」との連携も可能となっている。
両社は、経済産業省が2021年6月に発表した調査結果の中で、飲食店がキャッシュレス決済を導入していない理由において「入金サイクルが遅いのが困る」という理由が挙がっていることに着目。同理由について、キャッシュレス決済では、現金売上よりも資金繰りが難しいと考える店舗が多いと考察している。
今回「Uペイ」では、クレジットカードおよび電子マネーの一部について決済された翌日(土日祝含む)に加盟店の銀行口座へ入金する、翌日入金サービスを実現。なお、同サービスは住信SBIネット銀行の銀行口座を「Uペイ」の振込口座へ指定することで利用可能となる。
両社は、同サービスを通して「Uペイ」加盟店のキャッシュフロー良化に貢献する考え。また、2022年2月上旬までをめどに、「Uペイ」加盟店向けの専用支店の設置を行い、より加盟店に便利な銀行サービスの実現を目指す。