京王電鉄は、株式会社Catalu JAPANと共同で、キラリナ京王吉祥寺にて11月29日よりショールーミングスペースを展開すると発表。また、同スペースにて中央大学と共同で視線計測の実証実験を実施する。
同取り組みは、2021年6月に京王電鉄が実施したD2Cショールーミング企画の第2弾となっており、今回のショールーミングスペースでは、東北地方の工芸品などを展示。顧客は商品に実際に触れた上で、Catalu JAPANが運営するECサイト「カタルモール」から購入することができる。なお同スペースは、現在先行して聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターでも展開している。
視線計測の実証実験は、イノベーション、認知科学、知能情報を研究している中央大学 国際経営学部の中村潤研究室および株式会社Catalu JAPAN、京王電鉄の3者共同で実施される。本スペースにて被験者の視線を計測し、具体的に商品を選ぶ際の経緯や購入までの意思決定におけるプロセスなどの情報を収集する。取得したカメラ映像の情報を活用し、適切なレイアウトの検討や品ぞろえの充実を図り、顧客へのサービス向上につなげていくとのこと。