「イーベイ(eBay)」公認の日本向けショッピングサイト「セカイモン」を運営するショップエアラインは、2020年から2021年の消費傾向を振り返り、データから「世界から買い物をしている県民ランキング2021」を発表した。
2020年1月から2021年9月30日の「セカイモン」の購買データから海外ショッピングをしているユーザーの居住区を人口比率に合わせて独自に算出している。
1位 東京都
東京都内では、「世田谷区」「大田区」「杉並区」の順となった。東京都の中でも姉妹都市が多い区や、国際交流が盛んな区域がランクインした。購入している商品は、音楽系(レコード、ミュージシャンTシャツ)が多く、アメリカからの購入が多い。
2位 神奈川県
神奈川県の中では、「藤沢市」「横浜市港北区」「横浜市青葉区」の順に購入が多い。よく購入する商品として、車のパーツが目立った。
3位 埼玉県
埼玉県の中では、「川口市」がもっとも多く、「所沢市」「川越市」と続いた。特にキャンプ用品の購入が多い。
4位は大阪府、5位は愛知県となっており、関西は女性のユーザーが多く、国内では買えないブランドのアクセサリーや陶器の購入傾向がある。6位は千葉県、7位は北海道、8位は兵庫県、9位は福岡県、10位は静岡県となった。
セカイモンのメインユーザーは可処分所得が高く趣味を愛する40代男性だが、2021年の伸長ユーザー層は、日本ではまだトレンドになっていない最先端のファッションや、カルチャーを取り入れるアーリーアダプターだった。
他にも、海外で活躍するアスリート関連商品の売上が、シーズンや活躍に合わせて変動することもわかった。たとえば、大谷翔平選手関連商品の売上はホームラン数に比例。トレーディングカードはオールスターシーズンでは、通常の40倍の購入数という結果になった。
八村塁選手関連商品は、2020年から2021年を通してシーズン中に合わせて購買が高まる傾向に。NBAのトレーディングカードは以前から人気があったが、八村塁選手がジョインしてからは、トレーディングカードの大半を八村選手が占めた。