ネットショップサービス「メルカリShops」を提供するソウゾウとJAグループ茨城が、2021年10月26日に相互に緊密な連携を図り、双方の資源を有効に活用した活動を通じて、一層の地域活性化を目的に包括連携協定を締結した。
具体的な取り組みとしては、JAグループ茨城が「メルカリShops」に出店。JAグループ茨城が商品の出品・梱包・配送を担うことで、各農家が農作物の生産に注力できる環境を構築。まずはコロナ禍の影響で来客者が減少している茨城県内の直売所の農畜産物の出品から開始する。
連携事項
- 「メルカリShops」を通じた茨城県産の農畜産物のEC販売力の強化に関すること
- 茨城県産農畜産物のブランディング及び販売促進に関すること
- 茨城県農業従事者の販路拡大及び生産意欲の向上に関すること
- 前各号に掲げるもののほか、両者が合意する事項
ソウゾウは、容易にネットショップを開設できる「メルカリShops」のサービス本格提供を10月より開始。一方JAグループ茨城では、かねてより課題となっていた茨城県産農畜産物のブランド発信に加え、コロナ禍の影響で落ち込んだ県外需要の回復のための販路拡大と、それに伴うEC導入が目下の課題となっている。
今回2社が提携を結ぶことで、茨城県の農業者が生産する県産農畜産物のオンライン販売を推進し、茨城県産商品の認知向上を目指すととともに、農業者のDX化支援を実施する。