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ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECサイト制作・運用クリエイティブの心得

EC売上向上に必須な写真・動画撮影 トレンドの踏まえかた・クオリティの上げかたを伝授

 多くの企業が自社ECサイトを開設したり、モール進出をしたりする今、「自社らしさ」をウェブ上でも訴求していくことは、非常に重要です。とは言え、ブランドの世界観や商品の良さをどうデジタルの世界に落とし込んでいけば良いのか、そもそも何を表現したら良いのかわからないという悩みを抱えている方もいるはず。この連載では、さまざまなECサイトのコンセプト設計・ページ制作を手がけるINQUIRYの後藤淳さんが、ECサイト制作・運用クリエイティブの心得を伝授します。第3回は、「ECサイトの写真と動画」についてです。

 ECzine読者の皆様、こんにちは。INQUIRY(インクワイアリー)代表の後藤です。前回の記事では、ECサイトの制作・運用クリエイティブの心得として、「設計」と「デザイン」についてご紹介しました。この連載の最終回となる今回は、「写真」と「動画」をテーマにお伝えします。

ECサイトにおける写真・動画の重要性と運用の現状

 ECサイトで商品の魅力を伝える手段として、もっとも重要かつ大きな要素は、写真・動画で「イメージ」を伝えることです。顧客は、こうしたイメージから商品の良さを想像し、魅力を知ることができます。企業によっては、自社でスタジオを構え内製で商品撮影をする、または外注でカメラマンに依頼をしているところもあるでしょう。

 しかし、ECサイト運営企業全体を見ると、まだまだ写真・動画の運用体制構築ができていないところも多く存在しています。商品数が数百から数千にも及び、撮影のクオリティ向上にまで手が回らなかったり、自社でスタジオを完備したり、外注へ予算をかけれなかったりといった問題を抱えるショップが多いのが現実です。

 これはあくまで私の考えですが、ECの写真や動画は、ある意味「消耗クリエイティブ」とも言えます。ページデザイン同様、写真・動画も常に新鮮さを保ち、アップデートを行う必要があるため、自社である程度のクオリティを担保し、注力商材は外注するなど、運用における使い分けが重要です。

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この記事の著者

株式会社インクワイアリー 代表取締役 後藤 淳(インクワイアリー ゴトウアツシ)

 福島県いわき市出身、福岡県福岡市在住。2010年からWEB制作会社・EC事業会社、計5社に従事。これまでにWEBデザイナー・コーダー・ディレクターとして幅広い業種を経験。EC事業会社ではWEBデザイナー以外にショップ運営、販促企画立案等を担当。 2015年にホームページ制作・デザイン事務所「INQUIRY」を立ち上げ独立。その後法人化、株式会社インクワイアリーを設立、代表取締役に就任。メイン事業はECサイト案件を中心にコンセプト設計・デザイン・コーディング・コンサルティング・撮影などを行っている。モール制作運用サービス「ショップヘルプ」を提供中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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