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ECサイト作成・モール進出前に必要なのは土台固め サイト設計や訴求内容の決めかた教えます

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2020/06/08 07:00

 多くの企業が自社ECサイトを開設したり、モール進出をしたりする今、「自社らしさ」をウェブ上でも訴求していくことは、非常に重要です。とは言え、ブランドの世界観や商品の良さをどうデジタルの世界に落とし込んでいけば良いのか、そもそも何を表現したら良いのかわからないという悩みを抱えている方もいるはず。この連載では、さまざまなECサイトのコンセプト設計・ページ制作を手がけるINQUIRYの後藤淳さんが、ECサイト制作・運用クリエイティブの心得を伝授します。第1回は、「自社ECのサイト設計方法」と「モールの商品ページ作成方法」についてです。

 ECzine読者の皆様、こんにちは。INQUIRY(インクワイアリー)代表の後藤です。

 今年は、新型コロナウイルス感染症の流行により、さまざまな業界のビジネスにも影響が出ています。ウェブ業界では、ECの重要度がより増していき、新しい価値やサービスが求められてきていると思います。

 今回は、ECサイトを運営している企業はもちろん、これからEC業界に入って来られる企業、メーカーの皆様に、私がこれまで経験してきたことや、実践しているECサイトの制作・運用クリエイティブの心得をお伝えいたします。第1回は、設計についてです。

ECサイトのブランド価値向上に必要なクリエイティブ・制作ルールの定めかた

 私が立ち上げたINQUIRY(インクワイアリー)では、各クライアント様のECサイトの運営や制作のお手伝いを行っております。制作だけではなく、運用として特集の企画やキャンペーン、その他施策も、クライアント様と一緒にパートナー・チームとして、年間を通して担当しております。

 中小企業のEC事業者の多くは、社内に専属の制作スタッフが在籍していなかったり、制作未経験の担当者が業務を兼務して運営を行っていたりするのが現状かと思います。「クリエイティブを考えなくても、商品が売れればそれで良い。それがゴール」という考えもありますが、しっかりとしたクリエイティブや制作ルールを定めることで、ECサイト全体のブランド価値を高めることができますし、息の長いECサイト運営が行えると私は考えています。

 では、具体的にどのようなことを決めると良いのでしょうか。私が日頃から行っている業務を改めて言語化し、ご説明いたします。

ECサイトは立ち上げがゴールではない 運用も見据えた課題整理を

 ECサイトは、サイトを作ること以上に、どう運用していくかが重要です。INQUIRYに相談に来られるクライアント様のほとんどは、「新しくECサイトを作りたい」「今あるECサイトをリニューアルしたい」というところから案件をスタートします。これからECサイトを立ち上げる場合は、もちろんサイトを作ることが必要ですし、リニューアルの場合も、デザイン・サイトの見た目をリニューアルするだけなのか、システムごと入れ替えたいのかによっても、考えるべきことは変わってきます。楽天市場やYahoo!ショッピングなどモールへの進出、多店舗展開を行いたいというケースもあります。まずは、こうした要望を整理するところから案件は始まります。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。



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連載:ECサイト制作・運用クリエイティブの心得

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