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「食材のこだわり、生産者の想い」だけじゃ足りない 農業EC、新たな訴求方法とは

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農業をはじめとする日本の一次生産者がネットショップを始めるべき理由とは? 

農業ECを立ち上げるなら考えたい、3つのこと

 前回、小松菜をネットで売る方法を書いたので、知り合いの農家さんにも共有しました。そしたら、「うちはトマトだけど……」とのお返事をいただきました(笑)。確かに小松菜を事例に挙げましたが、考えかたはどんな商材でも活かせると思います。あくまで私なりの考えですので、皆さんのお仕事にあわせて昇華させていってください。

 さて、今回は売り場となるネットショップについてです。以下の3部構成でまとめました。

  1. ネットショップ立ち上げに必要なモノをそろえる
  2. 先輩ショップをチェックする
  3. 新しい農業ECの訴求方法を考える

 それぞれ見ていきましょう。

1.ネットショップを立ち上げに必要なモノをそろえる

 ネットショップをこれから始める場合、まずは下記を決め、そろえる必要があります。

  • 商品
  • ショップ名、コンセプト
  • 出店先(カートかモールか)
  • 設備

 もっとも重要なのは、当然ながら「商品」です。これですべてが決まると言ってもいいでしょう。私の場合は、自慢の小松菜です。

 2つめの、「ショップ名とコンセプト」はネットショップならではのポイントがあります。多くのお客様は検索や広告からサイトに来てくれますが、そのとき、「何でも屋」なのか「小松菜専門店」によって、お客様からのサイト評価は大きく異なるでしょう。

 ショップ名は、3つめの「出店先」とも関係があります。ネットショップには、ドメインというネット上の住所が必要になります。たとえば、この記事が掲載されているWebマガジン「ECzine(イーシージン)」は、「eczine.jp」がドメインです。住所であるドメインに、ショップ名を入れたいというのは、店長となる人なら誰でも思うことではないでしょうか。

 「カート」というネットショップ構築サービスを使うと、ショップ名をドメインに入れるなど、自由に設定できます。一方で、楽天市場やYahoo!ショッピングなど「モール」に出店する場合は、ドメインは「rakuten.ne.jp」「store.shopping.yahoo.co.jp」で、そのうしろに店名が入ることが多いようです。

 最後に、意外におろそかにしがちなのが「設備」です。作業の効率やお客様の情報を安全に扱うためのセキュリティを考慮すると、「とりあえずパソコンならなんでも大丈夫」とは言えません。生産者の知り合いには、いまだにWindows XPを利用している人もいるので、そういった情報はきちんと把握しておきたいものです。

 とはいえ、スマホで作れるECサイトもあります。たとえば、「BASE(ベイス)」やYahoo!ショッピングのライト出店プランです。しかも無料なので、試しに作ってみることをオススメします(出店に審査がある場合もあります)。

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連載:ネットショップやろうぜ!

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