大多数が「実店舗」に行く前に商品を調べ上げている
-この度、Vanson Bourneと世界のEC市場における意識調査を行ったとのことですが、調査の概要をお聞かせください。
チャン:今回の調査では、今回2つの市場調査を行いました。1つは、「スマートフォンとブランド・ロイヤリティに関する調査」で、これにより、いかにスマートフォンを活用して商品の訴求をするべきかがわかります。本調査では、4,500人の一般消費者にインタビューを行い、スマートフォンでショッピングを行う際、どのようにして特定のブランドを利用するようになったかなどをお聞きしました。本調査には、350人の日本人の回答結果も含まれています。
この調査の概要は、下記の通りの結果となりました。
調査対象:世界各国の4,500人の一般消費者(うち日本人350人)
調査方法:インタビュー
調査機関:Vanson Bourne
【調査結果概要】
・76%のユーザーが、「スマートフォンサイトの使い心地」がブランドへの好感度を高めると回答
・スマートフォンサイトの使い心地で重要なことは「便利さ」が48%、「体験」が23%、「連動性」が18%、「パーソナライズ(サイトの個人化)」が17%
・84%以上のユーザーが、「購入前」にスマートフォンで商品情報を得ている。
・スマートフォンにおいて、「将来的に力を入れて欲しい機能」を聞いたところ、ユーザーの35%が「個別化」、19%が「シームレスな商品訴求」と答えた。