外せないモール活用。おさえておきたい広告・分析ツール
以前のコラムでもお伝えしましたが、国内ECの売上の上位300社のうち、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、DeNAショッピング、ポンパレモール、Qoo10といったモール系に1店舗でも出店している企業の割合は70%を超えてきています。
アパレルに特化すれば、ZOZOTOWN、SHOPLISTの活用も加速しています。モールをどのように活用していくかは、今後、国内EC市場でシェアを獲得していくため、外せないテーマであると言えます。
今回は、そのモールの中でも楽天・Amazon・ヤフーショッピングの3モールの直近半年のプロモーションメニュー動向や、新たに登場した分析ツールについてをお伝えします。
スマホシフトで、効果的な広告も変わった
主要モールのスマホ経由の売上比率は、60%を超える状況になってきています。このことから、モール内の広告メニューは、モール内の検索画面に表示される「リスト型」にシフトしてきています。
また、PCの広告メニューで多かったメール配信やバナー型広告は減り、広告をクリックしたときにキーワードに連動した費用が発生する「クリック課金型」や、広告経由で売上につながったときに費用が発生する「成果報酬型」が主流になってきています。
楽天市場で言えば「CPC」、Amazonは「スポンサープロダクト」、Yahoo!ショッピングは「PRオプション」「ストアマッチ」広告であり、これらの広告を活用する企業が急増しています。