タブレットPOSのメリット&デメリット
連載の第1回、第2回ではタブレットPOSレジの基本的な機能と、レジ選びのポイントについてお話しました。
第3回では、いよいよタブレットPOSの導入にあたって、留意すべき点を解説します。メリットとデメリットをしっかりと理解したうえで、導入をじっくり検討してくださいね。
タブレットPOSのメリット[ハード編]
レジ本体のコストが低い
タブレットPOS人気が高まっている理由のひとつとして、その導入コストの低さがあげられます。レジシステムそのものの稼働に汎用タブレットを利用するため、専用ハードを購入したりリースしたりする必要がありません。
今まで、いわゆる「POSレジ」を利用するには、数十万円から営業規模によっては数百万円の導入コストが発生していましたが、そちらを大幅にカットすることが可能になりました。
そのため、売上規模があまり大きくない個人商店でも、導入しやすい金額でPOSのシステムを利用することが可能です。
レジ周辺機器のスマート化
タブレットPOSを利用する際には、汎用タブレットのレジ本体以外に、お客さまにお渡しするレシートを印刷するプリンターや、レジ金や売上をおさめるキャッシュドロア、商品の金額を表示するカスタマーディスプレイといったハードウェアの準備も必要です。
現在、こういった周辺機器のスマート化が進んでいるため、コンパクトなサイズで高性能・スタイリッシュな商品がたくさんそろっているところも、タブレットPOSならではのメリットと言えるでしょう。