自社ECサイトのシステム担当者として気をつけていること
最後に、私がシステム担当者として気をつけていることを記載します。
最初は小さく作る。更新することを前提に
後々必要となる機能も含めて大きく開発したい気持ちはありますが、その時必要なものを素早くリリースすることも重要と思っています。
このほうが、本当に必要な機能に絞って開発することができ、利用されるうちに当初の予定とは異なる機能が必要になった場合にも、 柔軟に対応しやすいからです。
カスタマイズ≠開発
自社ECサイトの場合、様々な部分をカスタマイズすることが可能です。ですが、自分達で開発することだけがカスタマイズではありません。
開発を内製化することが基本ではありますが、自社開発することを意識しすぎて機能の提供が遅れてしまうよりは、 一部にはASPなどのサービスを利用すること等も視野に入れ、 いかにして必要なものを「素早く世に出すか」を考えることも重要だと思います。
まとめ
いかがでしたか。今回は、想像したことをそのまま実現できる「自社ECサイト」ならではの「システム設計・開発」にフォーカスしました。
まとめると、自社ECサイトならではのシステム開発とは、自社の商材・サービスに合わせ、ユーザーに「使いやすい」「探しやすい」「解りやすい」などの付加価値を提供するための、機能面での最適化のことです。
そこを踏まえた上で、自社都合に偏らない「システムの設計・開発」を行うのが理想的です。 やはりシステム開発も「本来の目的」が大切で、本質は変わりません。 この記事が少しでも、自社ECサイトの運営に役立てば幸いです。