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【オンライン】ECzine Day 2026 February (2026.02.13)

TikTok ShopがEC市場にもたらす可能性

フォロワー0でも売れる、メディキュットが累計4,000個を販売したTikTok Shop活用の舞台裏

成功に欠かせないのは柔軟なスタンスと中期的な視点

━━これからTikTok Shopを始める企業に向けて、アドバイスがあればお願いします。

川端 何より重要なのは「スタンス」です。事前に決めた戦略に固執するのではなく、プラットフォームの変化やユーザーの反応に合わせて、柔軟に軌道修正していく「アジャイル」な姿勢が求められます。TikTokはトレンドの移り変わりが激しいので、走りながら考える機動力が成否を分けます。

仙波 もう一つは、「中期的な視点で良し悪しを判断すること」です。たった1時間ライブ配信をやってみて「売れなかったから撤退」と判断するのは早計です。最低でも1ヶ月、合計20時間程度は配信してみないと、その商材に合った勝ちパターンは見えてきません。私たちも検証を繰り返しながら、徐々に勝ち筋を見つけてきました。

 「何がユーザーの指を止めるのか」「どの広告プロダクトが今のライブ配信に最適か」という検証を泥臭く繰り返しました。単なる代行ではなく、共に「売れる仕組み」を構築するパートナーを見つけることが成功への近道だと思います。

大谷 また、社内の各部署(薬事、法務など)を巻き込み、協力体制を作ることも重要です。今回は事前にOK/NGリストを作成し、現場に判断を委ねてもらう承認フローを作れたことで、スピーディーな配信が可能になりました。

TikTok Shopの販売を持続可能なモデルにしていく

━━最後に、今後の展望をお聞かせください。

川端 TikTok Shopを持続可能なビジネスモデルに育てていくことが目標です。現在はライブ配信にリソースが集中していますが、これは人的にも経済的にもコストがかかります。今後はライブ配信と同様に、ショート動画からの購入も伸ばし、両輪で回していくことで、より効率的な販売体制を構築したいと考えています。

安藤 セプテーニでは、TikTok Shopの運営全体をサポートできる体制を整えています。ライブ配信だけでなく、ショート動画やクリエイター活用、さらにはセプテーニの強みであるショートドラマの活用など、あらゆる手法に挑戦し、TikTok内での「フルファネル戦略」を確立していきたいですね。

Septeni Japan株式会社 第3営業領域 第9営業部 アカウントリード 安藤 龍之介氏

Septeni Japan株式会社

第3営業領域 第9営業部 アカウントリード

安藤 龍之介氏

川端 また、TikTok Shopは単なるECチャネルの一つではなく、ここでの露出がドラッグストアなどのオフライン店舗の売上にも波及する可能性があります。そうしたオムニチャネルでのインパクトについても、今後検証を深めていきたいと考えています。

大谷 中国やASEANのように、ソーシャルコマースが当たり前の購買行動になる未来を目指して、これからも新しいことに挑戦し続けていきます。

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ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

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