イオンリテールは、兵庫県伊丹市にあるイオンスタイル伊丹のリニューアルオープンにともない、新モデルとなる畜産売場「MEAT PARK(ミートパーク)」を展開開始した。

MEAT PARKは、2025年6月から大阪府大阪市のイオンスタイル鶴見緑地で実験・検証を重ねてきたもので、今回は本格展開の第1弾。顧客ニーズに対応し、店舗内食品売場約89.4坪に「ステーキ」「焼肉」「トンテキ」「やきとり」といった用途特化に加え、「ドカ盛り(大容量パック)」「簡単調理(手軽に調理できる商品)」といった6ゾーンを設置。約400品目と地域最大級の品揃えを実現し、多様化する顧客の生活スタイルに合わせてまとめ買いや時短志向にも対応しているという。
このほかにも、対面販売を重視したコーナー展開やオーダーカットサービスなど店内加工の拡大による鮮度向上、美味しい食べ方のアドバイスなど、従業員によるきめ細やかな接客を強化し、体験価値を向上。ゾーンごとの試食販売も随時行い、味を確認してから商品選びができる仕組みを構築しているとのこと。単なる低価格ではなく、「お買い得日」や「黒毛和牛大放出」といったイベント実施などによって「納得価格」を打ち出し、品質やサービスにもこだわる意向を示している。
イオンリテールは、今回の新モデル導入でECとリアル店舗双方の顧客体験向上を図り、今後の売場展開にもつなげていく方針。
