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「効果ないね」と言う前にそもそも計測していますか? Google アナリティクスでリスティング広告やメルマガの効果を計測する方法

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2014/10/06 08:00

この連載では、何とも使いづらいGoogle アナリティクスの使いかたを、ECサイト運営者向けにわかりやすく説明していきます。

リスティング広告でこんなことないですか?

 ECサイトがリスティング広告を出稿している時に上手くいかないのは主にこの3つです。

売上しか見ていない

 30万円の広告費で60万円売れたからまあいいか、というパターンです。

 管理でも効果測定でもなくて事実の確認でしかないのですが、赤字になっていないのでこのまま進んでしまうことが多いです。トントンになってきたり赤字になってくると「リスティング広告って効果ないよね」とか、「リスティング広告って難しいわ~」、という理由で打ち切りになることが多いです。

 リスティング広告は運用型広告とも呼ばれているように運用して改善しながら進めていく広告ですので、単純に引き算で見ている限りは効果が出ません。

代理店からの報告しか見ていない

 こちらも上のパターンに似ています。それらしいレポートがついてくることが特徴です。

 リスティング広告の用語は難しく、キャンペーンとかクリック単価だとかディスプレイ広告だとかを聞いているうちに何だかわかったような気がしてしまって、それでよろしく!となりがちです。

 代理店さんもちゃんとやっていると思いますので大きな問題はないですが、これでは運用しているとはいいがたいですよね。

CPAしか見ていない

 CPAとはCost Per Actionの略で1注文あたりの費用のことです。10万円かけて10件注文が入ればCPAは1万円となります。1注文あたりの売上金額と粗利が分かっていればCPAがどれぐらいなら採算が合うのかが分かりますので便利な指標です。

 しかし、ここだけ見すぎてCPAをどんどん下げていく人がいます。確かに儲けは出ているのですが、実際は下げすぎると社名や商品名などに偏ってきますので、リスティング広告の強みである幅広い層にリーチすることができなくなります。新規顧客獲得のチャンスを失ってしまうのはもったいないですよね。

メルマガは惰性が多いのでは……

 メルマガはほとんどのお店で配信していると思います。その時の効果はこのように計測(?)されています。

配信した日にこれぐらい売れたからこれがメルマガの効果

 いつもは20万円ぐらいの売上なのにメルマガを配信した日は30万円だったので、メルマガの効果は10万円ぐらいだろう、というパターンです。

 間違ってはいないのですがリスティング広告が多めに配信されたとか、どこかで話題になったとかの他の要因で大きく変わりますので本当に効果なのかは分かりません。

売上は変わらないけど今まで配信していたから配信

 登録者もあるし今まで配信してきたから新着商品やスタッフのコラム的なものを配信しているというパターンです。効果測定がどうこうではなくて完全に惰性です。

 反対に、売上が欲しくなった時に突然配信されるときがあります。数か月ぶりのメルマガがよく分からないキャンペーンや割引では受け取った方も買おうとは思わないです。

 このようにリスティング広告やメルマガはモヤッとした管理がされていることが多いので、Google アナリティクスでしっかり計測をして効果を見ていきましょう。

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