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ECzine Academy(イーシージン・アカデミー)とは、自社ECのプロフェッショナルの育成を支援する講座の総称です。ECzine編集部が企画し、基本となる「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」ほか、その時々のトレンドをいち早く学んでいただけるようテーマ別講座をご用意しています。

12月13日-14日にアーカイブ配信決定!

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のECzine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

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ECzine Day 2022 Winter

2022年12月1日(木)10:00~16:10(予定)

「季刊ECzine」とは、年に4回、EC業界の重要ポイントだけをまとめてお届けする紙の雑誌です。ECの最新トレンドを取り上げた「特集記事」のほか、重要なトピックスに関する知識を上書き保存する「定点観測」、EC業界のニュースや記事を振り返るコーナーなど、自社のECビジネスを俯瞰していただく際のヒントになる内容が満載です。

季刊ECzine

2022年秋号(vol.22)
特集「Above and Beyond expectations!!〜期待以上の体験を提供するテクノロジーとブランド〜」

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ECホットトピックス

クロコダイルはなぜ動画制作をインハウス化したのか スタイリング提案の重要性と安定運用の秘訣を語る

 2022年4月から、自社EC内でスタイリングムービーの展開を行うアパレルブランド「クロコダイル」。同ブランドを運営するヤマト インターナショナル株式会社は、動画施策に注力すべくインハウスでの動画制作環境を整えるなど、組織改革から手を加えている。なぜ同社は動画という表現手法に着目したのか。施策を軌道に乗せるまでの経緯と挑戦から得た発見、 学びを他ブランドへ横展開する際の注意点などについて、同社 マーケティング・コミュニケーション部長の長尾享諭さんに話を聞いた。

スマートフォンユーザーに動画でエモーショナルなアプローチを

 60代前後の男女をターゲットとしたアパレル展開を行うクロコダイル。2020年6月にリリースした自社アプリは、約2年で30万ダウンロードを突破。スマートフォンからのEC購入比率は70%を超えるなど、「シニア層はEC化が難しい」といった先入観を覆す数字を次々と記録している。

 「顧客起点」での施策展開を意識する同ブランドは、定期的にNPS(Net Promoter Score)を計測したり、アンケートを聴取したりする中で「洋服をどう着こなしたら良いのか」といった悩みが顧客から多く寄せられる点に着目した。実店舗では販売員がこうした悩みに直接寄り添うことができるが、ECで買い物をする顧客に対してはどういったコンテンツ訴求が効果的なのか。検討の末、「縦型ショート動画でのスタイリング提案に行き着いた」と長尾さんは語る。

ヤマト インターナショナル株式会社 マーケティングコミュニケーション部長 長尾享諭さん

「顧客の課題を的確に解決し、かつエモーショナルに訴求するには動画が最適だろうと考え、2020年からさまざまな施策に着手しました。2021年4月に実施したインタラクティブ動画コマースは、顧客にも馴染み深いテレビ通販を意識したUI/UX、横長の画角で配信しましたが、蓋を開けてみると7割がスマートフォンをわざわざ横向きにして視聴していたのです。

 もちろん、インタラクティブ動画コマース自体も反響があり、課題解決型のコンテンツのひとつとして有用性を感じました。しかし、さまざまな顧客の課題に寄り添いながら自社の成果につなげるには、訴求内容のバリエーションを増やす必要があります。多くの顧客が利用しているスマートフォンで効果的な訴求をする方法と自社ドメインでの実運用を踏まえた結果、Fireworkを活用した縦型ショート動画の活用に至りました」

 こうして、2022年4月に「クロコダイル(CROCODILE)公式通販サイト」内に設けられた動画コンテンツの「スタイリングムービー」では、ひとつの動画内で3商品をピックアップ。30秒で全身コーディネートを紹介しており、動画からダイレクトに購入することが可能となっている。

クリックすると拡大します

「現在、動画は月に10本公開しています。2020年から2021年にかけて動画施策をトライアルで実施した際に、アップロードから4週間ほどで再生数が鈍化し始めることがわかりました。そのため掲載期間は4週間と決め、2週間に一度、5本ずつ動画を入れ替えるようにしています。

 動画から商品ページへの遷移率は4%超、掲載期間内の商品総受注割合は約15%となっており、反響もまずまずです。動画を見てすぐに購入いただけなかった場合も、リターゲティングやMAなどの仕組みを裏側で整えているため、長期的に売上を押し上げる施策になると考えています。こうした仕組みを構築できる点も、ストック動画の良いところです」

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この記事の著者

ECzine編集部 木原 静香(キハラシズカ)

ECに関する情報を、さまざまな切り口からお届けできればと思います。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://eczine.jp/article/detail/11558 2022/08/22 07:00

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2022年8月30日(火)10:00~16:10

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