ECサイトの運営において、「ECサイトで本来購入してくれるはずのユーザーが、購入にいたらなかったこと」(機会損失)をどの程度考慮しているでしょうか。機会損失が発生することが好ましくないのは誰もが理解していることですが、現実にはサイトを訪問したユーザーが、何らかの理由で購入にはいたらず機会損失が発生しているケースは少なくありません。こうした機会損失を減少させたり、回避したりする手立てはあるのでしょうか。本コラムでは、長年EC決済サービスに携わってきた筆者の知見をもとに、機会損失の発生しやすい「決済」というステップにスポットライトを当てて、不正対策を講じながら、正当なユーザーによる売上を増加させる重要性を前編・後編の2回にわたって解説します。
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Forter 日本担当カントリーマネージャー 野田陽介(ノダヨウスケ)
日本担当カントリーマネージャーとしてForterに入社。Forterの日本事業を拡大すべく、市場開拓戦略を推進。これまでエンタープライズ向けセールスを15年以上経験しており、決済や小売業の分野で幅広い知識を持つ。前職は、PayPalにてエンタープライズセールスチームを率い、事業成長をけん引。
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