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BASEやSTORESなどを比較!自分に合ったサービスを選ぶポイント


 ネットショップを始めるときには、どのサービスを利用するかが重要なポイントになります。サービスごとに得意部分が異なるため、基本的な特徴を把握したうえで適したものを選びましょう。 今回は、BASE、STORES、Shopifyを比較し、それぞれの違いを紹介します。

 初めてネットショップを開業する際は、何から手を付ければいいかわからないものです。ネットショップを作ろうと考えたとき、さまざまなサービスが展開されているので、どれを選べば良いか迷ってしまうこともあるでしょう。

 自分に合ったサービスを選ぶためにも、それぞれの基本的な特徴をおさえつつ、各サービスの利用料金や機能などを比較することが大事です。

  この記事では、BASE、STORES、Shopifyの3つのサービスを利用料金、サイト構築機能、集客・販売機能、顧客管理機能の4つの点から比較し、解説します。

BASE・STORES・Shopifyの基本的な特徴

比較して迷う女性

 手軽にネットショップを開設・運営したいと考えている場合、BASEやSTORES、Shopifyの3つのサービスから利用するものを選んでみるとよいでしょう。まずは、各サービス基本的な特徴について紹介します。

【BASE】初心者でも簡単にネットショップが作れる!

BASE」(ベイス)は、2021年12月現在で160万以上のユーザーが利用しているサービスです。プランは無料版一択である点が最大の特徴で、フードや雑貨、ファッションなど、さまざまなカテゴリに対応したショップのデザインを行うこともできます。

 気に入ったテーマを選んで自分好みにカスタマイズすれば、初心者でも簡単にネットショップを作ることができます。商品管理・決済・発送・売上管理などを一元的に管理できるので、ネットショップを作ったその日から商品を販売できます。

 さらにBASEかんたん決済では、クレジットカード決済、銀行振込、コンビニ払い、キャリア決済、後払い、PayPalなど、多彩な決済方法に対応しています。ネットショップの成長に合わせて、予約販売やセールなどのオプション機能を無料で追加できる点も魅力的です。

 各種機能の使い方やショップ運営、ブランディングなどをサポートしてくれる体制も整っており、チャットで直接質問することもできます。

【STORES】無料プランが充実している

「STORES」(ストアーズ)は、ネットショップ運営にじっくり取り組みたい人向けのサービスといえます。無料で利用できるサービスが多く操作もシンプルなので、初めてネットショップを開設・運営する場合でも安心して利用できるでしょう。

 料金プランは「フリープラン」と「スタンダードプラン」の2つで、有料版では独自のドメインを利用することもできます。無料版の場合でも、48種類のテンプレートからデザインを選ぶことができ、商品登録数の制限もありません。

 また、サービス導入方法やネットショップ運営のノウハウなどを学べる無料ウェビナーなども開催されているため、知識を深めることもできます。さらに、「お店のデジタルまるっとサポート」では、24時間無料で相談が可能です。

【Shopify】グローバルな展開も視野に入れた本格的な販売が可能

Shopify」(ショッピファイ)は、世界175ヵ国で170万以上の店舗に利用されているカナダ発のサービスで、流通総額は2,000億米ドルを超えています。日本語にも対応しており、多言語、多通貨、海外発送に対応しているため、海外への販売に強いといえるでしょう。

 また、Shopifyで国内向けのネットショップを開設している場合、海外向けにビジネスを展開することも容易です。AmazonやeBayなどの大手ショッピングモールとの連携も可能で、販売チャネルを多角化しやすい点は強みといえます。

 さらに、InstagramやTikTokなどの大手海外プラットフォームとの連携もスムーズに行えるため、顧客層に適したマーケティングも可能です。

 Shopifyには5,000種類を超えるアプリ「Shopify App」が用意されており、ショップにさまざまな機能を追加することもできます。

 たとえば、サブスク機能や翻訳機能などを追加することで、他社のサービスとは一味違ったネットショップを作成できるでしょう。

 料金プランは、ベーシック、スタンダード、プレミアムのほか、低価格で利用できるShopify Liteがあります。また、エンタープライズ版として「Shopify Plus」というプランも用意されており、ビジネスの拡大にも対応可能です。

BASE・STORES・Shopifyを比較してみよう!

Shopping cart with boxes, colored shopping bags

 3つのサービスの基本的な特徴について把握できたら、各サービスを比較してどれが自分に合っているかを検討しましょう。

 ここでは、利用料金、サイト構築機能、集客・販売機能、顧客管理機能の4つの視点から3つのサービスを比較します。

比較1:利用料金で比べてみよう

BASE STORES Shopify
初期費用 無料 無料 無料
月額料金 無料 無料(スタンダード:2,178円) 29~299ドル
決済手数料 概算6.6%+40円
※サービス利用料(総合計の3%)が別途必要
5% (スタンダード:3.6%) 3.25~3.9%
入金手数料 一律250円
(2万円未満は500円加算)
振込手数料275円
事務手数料275円
(入金1万円未満の場合のみ)
無料
(Shopifyペイメントを有効にする)

 各サービスの最安プランで決済手数料を比較した場合、Shopifyが優れていることがわかります。

 ただし、STORESもスタンダードプランを利用すれば決済手数料が3.6%となるので、ネットショップの売上に応じて利用するプランを検討するとよいでしょう。

比較2:サイト構築機能を比べてみよう

BASE STORES Shopify
登録できる写真数 1アイテムあたり20枚まで 1アイテムあたり15枚まで 1アイテムあたり250枚まで
商品登録数 無制限
(1日最大1,000件)
無制限 無制限
独自ドメイン 無料版で利用可 有料プランのみ利用可 利用可
ロゴの非表示 月額500円で可能 有料プランのみ可能 可能

比較3:集客・販売機能を比べてみよう

BASE
  • SNS連携、ブログ、メルマガなど可能
  • 英語・外貨対応アプリあり
STORES
  • SNS連携などは可能だが、ブログは非対応
  • 3ヶ国語対応(決済は6ヶ国語対応)
Shopify
  • SNS連携、ブログ、メルマガなど可能
  • カゴ落ち防止機能あり
  • 5ヶ国語対応(Shopify Plusは20ヵ国語対応)

 どのサービスにも決済方法が多種用意されており、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールにも対応しています。また、SNS連携やメルマガ配信なども行えるので、ネットでの集客にうまくつなげていくことが可能です。

  集客や販売の機能面では3つのサービスともに基本的な部分は備わっていますが、より精度の高いアプローチを顧客に行っていくならば、カゴ落ち防止機能が備わっているサービスを利用してみると良いでしょう。Shopifyではカゴ落ち防止機能を利用できるため、商品の購入率を高めることに役立てられます。

  また、越境ECを考えている場合は検討中の言語に対応しているサービスを選ぶなど、ターゲットに適したサービスを選びましょう。

比較4:顧客管理機能を比べてみよう

BASE
  • 顧客ごとの購入履歴や問い合わせ内容などを一覧で管理可能
  • アップデートによって、標準機能として追加された
STORES
  • 絞り込み条件の設定が可能
  • メルマガ連携機能によって、効率的なアプローチが行える
Shopify
  • 顧客のセグメント分けが行いやすい
  • 既存の顧客情報の移行が可能

 BASEの顧客管理機能は、従来は必要とする人だけがインストールを行う形式でしたが、2021年10月以降はネットショップ管理画面の標準機能として搭載されています。アップデートが行われたことによって、顧客ごとの購入回数、最終購入日の確認やグループ化を行えるようになっています。

  STORESの顧客管理機能は、絞り込み条件の設定やメルマガ連携機能などが特徴的です。購入額や購入回数などさまざまな条件から顧客検索を絞り込むことができ、条件に当てはまる顧客に対してメルマガを簡単に作成できるようになっています。

  そして、Shopifyの顧客管理機能では、「リピーター」「カゴ落ち」などのセグメントに分けることができ、顧客に対してきめ細かなアプローチを行えるのが特徴だといえます。また、実店舗や以前利用していたECサイトの顧客情報をCSVファイルで引き継ぐことができます。

Recommended For You

BASEの利用がおすすめの人

 BASEには、ネットショップを初めて取り組む人に必要な機能がそろっており、月額料金が無料であるため、気軽に始めることが可能です。そのため、個人事業主や小規模事業者の人におすすめといえるでしょう。

 入金までのサイクルが早く、独自ドメインの設定も無料で行えるため、オリジナルのショップを作りたい人にもおすすめです。

STORESの利用がおすすめの人

 ネットショップを作るために最低限の機能があれば良く、できるだけ運用コストを抑えたい人にはSTORESがおすすめです。売上金額や振込サイクルによっては、BASEよりも費用を抑えて利用することもできるでしょう。

 また、サポート体制が充実しているため、少ないリソースでネットショップを運営したい人向きのサービスとも言えます。

Shopifyの利用がおすすめの人

 Shopifyは、言語対応や大手海外ショッピングモールとの連携など、ネットショップビジネスの拡大に取り組みたい人に適したサービスといえます。そのため、複数のショップを運営したり、海外への販売にも力を入れたりしたい人に特におすすめです。

 利用料がかかりますが、一定の売上が見込める場合には費用対効果が高いサービスだといえるでしょう。

Two young employees working together at an Internet shop

まとめ:サービスの特徴の違いをおさえて自分に合ったものを選ぼう!

 ネットショップの開設や運営のためのサービスは多数展開されており、手軽に取り組める環境も整ってきていますが、各サービスの基本的な特徴や機能、利用料金などをしっかりと把握して選定することが大事です。

 BASE、STORES、Shopifyなどのサービスは、初めてネットショップに取り組む人にとっても比較的利用しやすいといえます。方向性に合わせて、最適なサービスを選んでみましょう。

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EC研究所(イーシーケンキュウジョ)

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