DATAFLUCTと国分グループが資本業務提携に関する基本合意を締結した。資本業務提携の基本合意内容は次のとおり。
- DATAFLUCTのAI技術を活⽤した需要予測システムを国分グループの汎⽤、専⽤物流センターに導⼊の上、受発注や在庫管理の⾼度化、精度向上により在庫削減を実現する
- ⻘果を中⼼とした⽣鮮⾷品のサプライチェーンにおけるイノベーション創造を実現するための共同事業化に向けた検討を開始する
- 2021年度中のDATAFLUCTへの出資を含む資本業務提携契約を締結する
⾷品流通においては、⽣産、出荷、流通、加⼯・販売、消費などの商流・物流が多岐に渡るため、サプライチェーンの各過程における需要予測が難しく、その過程で⾷品ロスが発⽣しているという現状がある。
データサイエンスをすべての産業に届け企業の課題を解決し、その先の「サステナブルアルゴリズムの社会実装」を⽬指すDATAFLUCTは、⾷品ロスの解決も注⼒テーマのひとつと考え、複数のサービスを展開してきた。
国分グループは国内外の約10,000の仕⼊先から約60万もの商品を仕⼊れ、296カ所の物流センターによって国内全域をカバーする物流ネットワークを形成している。卸売業という流通での⽴ち位置を⽣かし、サプライチェーンの最適化に向けた取り組みを続けている。
今回の資本業務提携に関する基本合意は、データ活⽤で⾷のサステナビリティを実現したいと考える両社の思いが⼀致し、締結に至った。今後は、DATAFLUCTが持つ⾼度なデータサイエンスの技術とデータビジネスに関する知⾒、国分グループが持つ⼤規模なネットワークと⻑い歴史の中で蓄積してきた膨⼤なデータを掛け合わせ、持続可能な⾷品流通システムの実現を⽬指す。