Avalueジャパンは、店舗向け、カメラ画像によるAI商品認識システム「Renity Air」の販売を開始した。最先端の画像処理テクノロジーを利用し、スタッフの負担軽減だけでなく顧客目線での店舗改善となり、レジ業務の効率と精度を向上させる。
Renity Airhs、Avalue Technology社のハードウェアメーカーとしての経験とMicrosoft社Azureのクラウドサービスを連携したもの。「ベーカリー店舗」や「社員食堂、学生食堂」をターゲットにしており、商品の種類により複数の特徴を検出および認識する。これまでのレジでの流れを高精度と円滑な処理、さらに導入時コストの軽減を目標として開発した。
トレイ上の商品を1秒以内に識別することにより、スタッフによる商品への接触を減らし清潔な状態で顧客へ手渡すまでの時間を節約し、支払いなどの精算時間も短縮することができる。また、店舗サイドのスタッフトレーニング期間の短縮やMicrosoft Azureを経由することで商品の販売履歴や販売傾向などのレポートを店舗サイドへ提供するサービスも含まれている。
システム本体は、POS一体型と既存POSと組合せる後付け型の2タイプを用意。 POS一体型はタッチパネル付き縦型大型ワイド18.5インチLCD(スタッフ側)+15.6 orインチLCD(顧客側)を装備しており、スタッフ側LCDにはPOS画面と商品の認識画面の両方が同時に表示される。また、後付け型もコンパクトな本体にタッチパネル付き商品認識画面LCD(15.6インチ or 10.1インチ選択可)を装備している。