ヤフーが提供する事業者向けデータソリューションサービスは、検索ビッグデータから“次のヒット商品の種”を見つける「商品ブレイクマップ」レポートを公開した。
「商品ブレイクマップ」は、検索の増加率などをもとにした“トレンドスコア”と実際の検索数を掛け合わせて分析することで「今注目されているアイテム」や「これから流行りそうなアイテム」を見つけるために開発した分析手法。 “トレンドスコア”と検索数がともに高い場合は、「今注目されている(既にヒットしている)アイテム」、“トレンドスコア”が高く検索数がまだ多くない場合は、「これから流行りそうなアイテム」と考えることができる。
この「商品ブレイクマップ」の手法をもとに、今年大ヒットしたスイーツ「マリトッツォ」を振り返ってみると、2020年の11月に「商品ブレイクマップ」に初めて登場し、その後、週を追うごとに“トレンドスコア”と検索数がともに伸びていっていたことがわかった。
また、「これから流行りそうなアイテム」としては、「アイシー・スパークレモン」などがあげられそうとのこと。 なお、この分析手法では、食品だけでなくファッションや家電といったさまざまなジャンルの分析が可能となっている。