三井住友カードは、2021年9月より、オールインワン決済端末「stera terminal」の機能を拡充し、海外ユーザーが日本国内での買い物の際に自国通貨決済を可能とするサービス「stera dcc」の提供を開始する。
dcc(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)とは、海外発行カードを持つユーザーが、日本の店舗で支払いをする際に、自国通貨建ての決済を選択できるサービス。
通常、海外ユーザーが日本でカードを利用する場合、店舗での支払い時点では円建てで決済され、利用額請求時に、その時点の為替レートで自国通貨での請求額が確定する。「stera dcc」では約20種類の通貨に対応しており、決済時に自国通貨を選択することで、利用額請求時の為替リスクを気にすることなく買い物が可能になる。
「stera terminal」は、ユーザー側の画面で操作を完結できる端末で、英語表記にも対応している。
COVID-19収束後に、海外から日本国内への渡航・インバウンド需要が再び高まることを展望して、2021年9月より本サービスの普及拡大を推進していく考え。