DHLジャパンは、EVのベンチャー企業であるaideaより、電動3輪バイク「AAカーゴ α4」 を10台購入したことを発表。昨今の越境Eコマースの普及で増加しているラストマイルデリバリーや、ビジネス街での集配の機動力を高めるため、主に東京都・大阪府の都市部で展開する。
「AAカーゴ α4」は、3.85kWhの大容量バッテリーを搭載し、3時間の充電で最大98km(30km/h定地走行時)の走行が可能であり、従来の電動バイクの課題とされる航続距離の短さを解消。 小型であることの利点を活かし、これまで車では入りづらかった細い路地や駐車が困難な地区でも機動力を発揮できるほか、二酸化炭素排出ゼロで環境負荷の削減を図る。
今回DHLでは、電動バイクのほか、軽貨物の電気自動車(三菱自動車製)も4台調達。 このたび導入した二酸化炭素排出ゼロの電動車両は、ドイツポストDHLグループが今春、2030年までに6割の集配車両を電動化するという方針を発表してから、DHLジャパンとして初めての車両の調達となる。
DHLジャパンは、今後も環境対応型の車両の導入を継続するとのこと。