Dahua Technology Japanは、「DAHUA スマート小売事業運営ソリューション」の日本市場での提供を9月より開始する。
「DAHUA スマート小売事業運営ソリューション」では、顧客運営、商品運営、マーケティング運営、駐車場管理、多店舗運営において独自のAI監視カメラに加え、データ分析ソフト、LEDパネル、電子タグ、データストレージ、データ伝送装置にて経営判断に必要なデータ情報をグラフ化して、経営者に届ける。
1.カメラの高精度な顔認識機能により、スタッフと一定時間内のリピーターをフィルタリングし、来客数の精度を向上させる。
2.カメラのクロージングライン機能により、各入口の顧客トラフィック分析が可能。時間、年齢、性別、外見などの属性を棲み分けて分析できる。
3.キューマネジメントアラームによるより良いショッピング体験を実現。管理者は、キュー内の人数、または待機時間が事前の設定しきい値を超えたときにアラームを受信。顧客に遅滞なくサービスを提供するために、追加のレジカウンターを開くようにスタッフに指示することができる。
4.キューマネジメントレポートにてスタッフのパフォーマンスを評価する根拠のデータができ、また人員配置が最適化できる。
5.AIヒートマップツールは、顧客が店内で「最も訪問する場所」と「最も長く立ち寄る場所」を正確に示す。 実際のホットエリアを把握し、店舗のオーバーレイを最適化するのに役立つ。また顧客がエリア内で費やした時間に基づいて、どの製品がより注目を集めているかを把握する。
6.デジタルサイネージはAIカメラと連動し、メディア配信・表示システム(MPS)を使い適切な広告を適切なタイミングで配信。 多彩な製品群であらゆるシナリオに対応できる。
7.DSS-Pro Client端末を通して、いつでもどこでもすべての店舗管理データにアクセス。DSS Pro BIモジュールは、店内の包括的なデータを提供し、管理者が店舗運営についてより深い洞察を得るのに役立つ。
小売業界の長年の課題として、正確な運営サポートデータの欠如により経営判断が難しいというものがある。またショッピング体験は、消費者の忠誠心においてますます重要な役割を果たしている。Dahua Technology Japanは自前のビデオ技術を駆使し、小売業界の課題を解決することを取り組み、社会の経済発展に貢献する考え。すでに世界各国に導入実績があり、日本市場の商業施設、チェーンストア、スーパーに向けて2023年末まで1,000店舗導入を目指す。