株式会社ぐるなびは、楽天グループの「楽天デリバリー」事業およびテイクアウト事業を承継。サービス名を「楽天ぐるなびデリバリー」「楽天ぐるなびテイクアウト」と改称して、7月1日より運営を開始する。
同社は両サービスの運営を皮切りに、ユーザーがひとつの会員情報・アプリで飲食店のイートイン予約、デリバリー、テイクアウト、ECなどのクロスユースができる「食の総合サービス」へと進化を図る。ユーザーの利便性を高め、データマーケティングの効率向上につなげるとともに、ユーザーと飲食店のマッチングを強化し、飲食店の収益源拡大やリピーターの獲得を目指すとのこと。
なお、ぐるなびの総有料加盟店舗数は5万5,763店(2021年3月時点)。会員数は2,116万人(2021年4月時点)、うち455万人が楽天グループのID連携を行っている(2021年3月時点)。ぐるなびは中期的な目標として1,000万人のID連携を掲げ、これまで培ってきた飲食店との強固なネットワークと楽天との連携を通じて、サービス強化を推進する。