現代ロジスティクスは、韓国大手財閥である現代グループの物流事業会社として1988年より事業を開始し、現在では韓国の3大総合物流会社として、宅配、3PL、国内外のフォワーディング(輸送)を主要事業として展開。
特に宅配事業では、国内各地に総合物流センターを設け、インターネット・通信販売市場で拡大する宅配需要を取り込み、現在では売上の約3分の1を占める安定的な収益事業に成長。海外事業も高い伸びを示しており、今後も成長が期待される。
オリックスと、現代ロジスティクスの株主の1社であるHYUNDAI MERCHANT MARINE COMPANY LIMITED(現代商船)とともに設立する特別目的会社(SPC)を通じて、現代ロジスティクス株式の88.8%を約6,000億ウォン(約600億円)で取得する。
オリックスでは、2012年に韓国のエネルギー事業会社STX Energy(現:GS E&R Corp.)へ資本参加するなど、韓国において投資事業を積極的に行っている。