日本食輸出支援プラットフォーム「umamill(ウマミル)」を提供するumamillは、関西エリアの食品メーカーや生産者などを対象とした食品の輸出事業の支援に関する連携協定を、近鉄百貨店と締結。関西エリアにおける食品メーカーの事業成長に向けて、「umamill」の活用による食品メーカーの輸出機会を創出することが目的。
「umamill」は、食品の輸出における法律面の確認や必要な手続き、商談、商品輸送の代行、商品ごとの需要調査、販路開拓の支援を行うプラットフォーム。
今回の連携協定に基づき、近鉄百貨店はumamillの「地域サポーター」として、自社の顧客ネットワークを生かして関西エリアの食品メーカーによる「umamill」の活用を推進し、食品メーカーが輸出したい商品を一括して「umamill」に登録する。また、umamillと連携して、各商品に対する海外の食品バイヤーによる評価や、日本の食品に対する海外の需要動向に関する情報提供などを行い、各食品メーカーの輸出事業を支援する。
海外では日本食の需要が高まる一方、日本の中小規模の食品メーカーの多くは食品の輸出に必要な知見や人材、費用などが不足しており、海外の販路を十分に開拓できていないという課題を抱えている。
umamillおよび近鉄百貨店は、「umamill」を有効に活用できるように支援することで、食品メーカーが抱える輸出における課題を解決することを目指す。なお、umamillは、特定の地域内の食品メーカーに寄り添って「umamill」を活用した輸出を支援する事業者を、「地域サポーター」として他の地域でも募集している。