日本ユニシスは、STARPからライブコマース配信キット「Live kit」事業を譲受し、ライブコマースサービスの提供を開始する。
自社のECサイトやウェブサイト内で運用することができ、イベントやキャンペーンだけでなく日常的な活用が可能。ライブ視聴から購入まで同一画面上で完結するため、視聴者の購買意欲を下げることなく購入につなげることができる。
日本ユニシスは同キットを小売業やメーカーをはじめ幅広い国内事業者へ提供し、5年間で300サイト以上への提供を目指す。
Live kit 特徴
自社で運用しているECサイト上で、商品販売が可能なライブ配信を行うことできる。KOL(Key Opinion Leader)がライブ配信にて自社商品を紹介し、気になったアイテムを視聴者がその場で購入する、スマホ時代ならではのショッピング体験を提供する。
また、物販をともなわないコンテンツ配信や商品やサービスのプロモーションにも利用できる。
同キットは、すべての機能をライブ画面(同一画面)で操作可能。別ページに用意された購入画面へ誘導するほかサービスとは違い、視聴者の購買意欲を下げることなく販売につなげることができる。
主な機能
- チャット
- 販売/決済(クレジットカード決済、後払い決済)
- 投げ銭によるプレゼント提供(販売目的ではなく販売促進やファン作りでの活用)
- 紹介商品などの詳細情報の公開
- SNS連携
- 管理者向け運用管理
運用管理機能により、独自のドメイン管理が可能なため、既存のウェブサイトにタグを埋め込むだけでサービスが利用できる。
また、有償ライブ配信機能や分単位の時間課金などの機能を2021年4月以降に追加する予定だという。