電通は、D2C事業支援の高度化に向け、タグピク、タグピク・グループのマルシェと業務提携契約を締結した。3社の知見を掛け合わせることで、D2Cビジネスに重要なSNSを起点としたD2Cブランド開発・支援メソッドを確立し、顧客企業にサービス提供していく。
昨今、企業が消費者と直接つながってモノやサービスを提供する「D2Cブランド」を立ち上げる企業が増加している。事業のDXに加え、SNSなどのデジタルコミュニケーションを通じて顧客と関係を構築し、ファンを育成、ブランドを確立していくD2Cブランド事業においては、顧客とのより強い共感の醸成が必要であり、そのためのブランドストーリーや、共感の輪を広げるためのコミュニケーション戦略がより一層重要になる。
同業務提携では、これまで顧客企業にEC事業支援やブランディングを含むマーケティングコミュニケーション戦略を数多く提供してきた電通と、SNSブランディングによる共感形成に実績を持つタグピク社、D2C領域を専門として競争力を持つマルシェ社の知見を掛け合わせ、D2Cブランドを共創。これにより、SNS起点でのD2Cブランドの開発・支援メソッドを新たに確立し、より実践的なメソッドを顧客企業に提供していくとともに、顧客企業とのD2Cブランド共創事業にも取り組んでいくという。